2012年10月30日（火）174日目

今週はあれこれ予定があって下手をすると今日しか練習時間が取れないかもしれない。そんな貴重なお稽古タイムだが、やることはいつもと同じ。

まずはパリ空から始めた。右手をやって両手で合わせて、あまりの下手さに左手だけを特訓して、、、。やっぱり前に書いた部分、
B,b,b、A,b7,b7、G,em,em、F#,b7,－、
この辺がポイントかな。

この曲だけで45分ほど。お次はIndifference、いつものように右手メロディをスピードアップさせる練習だけど、今日は目をつむったままで弾く練習をした。なまじキーボードに頼らないで弾くほうが結果的には素早く弾けると信じてだ。しかしこれも音がつながっているうちはいいのだけど、一旦どこかで音が外れると復帰するのに時間がかかる。目を開ければ早いのだけどなんとかブラインド奏法を続けてみた。最後に左手の練習もしたが両手で弾こうとするとたちどころにスピードが落ちるので今は滑らかなスピードアップが優先課題だ。

それからモントーバン、これは右手だけ。特にTrio部分のアーティキュレーションと運指を合致させながら弾こうとするのだけど、運指問題を解決するにはパッセージ最後の音から逆に考える必要があって、まるでパズルだ。でも面白い。てなことでアッという間に2時間弱が経過して本日のお稽古は終了。

2012年10月26日（金）173日目

Indifferenceから。素早く弾く右手だけ。ヨチヨチ歩きの両手演奏。もうちょっとマシな左手だけの練習。しかしTrio後半部分の伴奏が詰まり詰まりになってしまうのでもっと練習しなくては。

次はGermaine、これもまだ暗譜できていない中盤以降を特訓。左手は全然覚えていないが譜面を見ながら練習。

モントーバン、これも同様に練習。しかし改めて思うのだけど、この曲のTrio部分は本当にフレンチバップのアドリブソロをメロディにしてある。パーカーみたいなもんだな。弾いて面白いがまだ全然覚え切れていない。

最後にパリ空。やっぱり最初のデビュー曲はこれかなあ。メロディも後半はまだ暗譜できていないし、左手も全然覚束ないが、それでも一応はアレンジしてある譜面通りに練習している。

2012年10月25日（木）172日目

今日練習をしたのはGermaine、Indifference、サンジャン、の3曲。まずGermaineはいっさいキーボードを見ないで弾いてみた。といっても右手だけのハナシで両手では出来ていない。しかもまだ完全には暗譜出来ていないのでBメロ以降は譜面を見ながら、それでも手元は一切見ないようにしてやってみた。するとミスタッチがあるのはもちろんだけどテンポ自体が遅くなってしまう。何度かやってから最後にキーを見ながらやってみたら今度はスピードが上がった。立奏やストリートを考えると見ないでも速く弾けるようにしないとイケナイ。

いくぶんテンポアップが出来るようになってきたIndifferenceだが、それでもYouTubeのお手本演奏とデュオするつもりならもっと速く弾けないとイケナイ。それとメロディは暗譜出来ているものの左手の伴奏パートが、特にTrio部分がまだ覚えきれていない。精進精進。

サンジャンは前回歌いながら弾いたのが面白かったのでまたそれをやった。なので弾いたのは左手パートのみ。まだDmからBbへ行く時に間違うことが多い。
こんなところで1時間半だった。

2012年10月23日（火）171日目

早朝から降り続いた雨が上がった

今朝は練習する時間は取れたのだけど何かあまり積極的にヤル気になれず、それでも1時間ほどだけは練習した。

内容はIndifferenceを両手、右手、左手で練習。後半は左手だけの練習が面白くなってきたので、そのままPassionの左手パートだけを練習、続いてサンジャンの恋人も左手パートのみ。

サンジャンはシンプルなのでメロディを弾く代わりに鼻歌で歌いながら伴奏練習をした。ネックはDmからBbに飛ぶところだな。

左手特集？はさらに続いてValse des Niglos、これも左手だけの練習。この曲もTrio部分にE→C#7→F#7というのが出てくる。72ベースの愛機には無いC#列なのでこのC#7を（・C#+Bdim）としたが、ちょっとダークかな。b9に当たるD音が入ってくるからなあ。

最後にモントーバン、これも最初は左手練習から始めたが、結局のところ右手練習で終わった。

2012年10月22日（月）170日目

忙しい日が続いたので今日は4日ぶりにアコに触る。でまず最初はパリ空。メロディ部はともかくとして（といっても後半はまだまだ頼りないが）、左手の例の動きを滑らかにクリアするというのが目標で、そこだけ繰り返したり、全体を通したり、何度かやっていたら、この曲だけで45分経過。

滑らかといえばスピードアップが課題のIndifference、これも左右を分けて何度か繰り返す。今のボクから言わしてもらうと、アコの名人たちは信じられないくらい動きが速い。アッという間に３オクターブ駆け上がるものなあ。

それからGermaine。これも練習内容としては上記と同じように。ただ今日は全体的に左手の特訓意識をもって練習した。つまり左手のベースやコードなど音の問題もあるがリズムを綺麗に刻むということでもある。

2012年10月18日（木）169日目

今日はモントーバンから。少しずつ慣れてきてはいるが、この曲はまだ最初の32小節しか覚えていないので、それ以降の16小節とTrioの転調部分を重点的に練習した。しかしギュス・ヴィズールの曲はカッコいいな。

ボクの中では古典的ジャズ・ミュゼットの双璧を成すもう一人、トニー・ミュレーナもアイドルなので、いつものIndifference。YouTubeのお手本演奏と合奏しても置いていかれないように、滑らかにスピードアップを心がけて練習したが、それは右手メロディラインだけを演奏した時のハナシで、左手の伴奏も入れるとたちどころにヨチヨチ歩きにスピードダウンしてしまう。

それからGermaine。右手でのメロディ練習、それから左手の伴奏練習だけど先日書いたような指定ベース音はとりあえず無視して単なるルート、コード、コードの形での伴奏。これでも十分楽しい。

最後にパリ空。これもまだ左右分けての練習だが、やはりあの部分がミスタッチしやすいのでそこだけを重点的に練習した。ベース音（コードネーム）

E(em)→A(am)→G(em)→F#((b7) ここと、
B(b)→A(b7)→G(em)→F#(b7) ここの
Gベース+Emコードへ行く時と、そこからすぐにF#ベース+B7コードへ戻る動きのことだ。

2012年10月16日（火）168日目

Indifferenceを目をつむったままでゆっくりやってみた。出来るところと出来ないところがある。やっぱり視覚の白黒パンダ模様に頼っているのだな。頭の中でボタンキーの位置を考えながらゆっくりやるとどうにか出来ないこともない。

そこで今度は半音上の位置から目を閉じたままでスタートしてみた。最初の方はなんとかなったが中盤辺りからグチャグチャになった。まだまだ修行が足りない。そこで今度は目を開いて普通に練習した。この普通というのはボタンキーを見たり見なかったりしているようだ。時々見て位置を確認しているというほうが正確かも。

今日は右手のメロディだけじゃなくて両手を合わせる練習もした。それから左手だけの特訓も。なので今日はこの曲だけで1時間使ってしまった。

お次はGermaine。いつものように練習したのだけど、この曲の譜面にはコードネームの他にベース音が指定で書いてある（内）。

Em(MI)→B7(FA#)→Em(SOL)→E7(SOL#)→Am(LA)→E7(SI)→Am(DO)

といった調子。GベースでEmとか、CベースでAmとかの指が開くポジションに慣れなくては。でも面白いといえば面白い。しかしその分、今のボクだとたどたどしくなってしまう。

次はちょっと気分を変えて「サンジャンの恋人」いかにもの古いフレンチソングで転調部分なども無いので、ならば完全フレンチ運指－つまり親指を使わない4本運指で弾いてみた。途中でちょっと考えないといけないところもあったが、これはこれで面白かった。シンプルな曲なので伴奏も入れた両手でも練習したが。その際にはやはり親指も使うほうが楽だ。

最後に「パリ空」これはもう弾いて楽しむ気分。といってもメロディだけ。

2012年10月14日（日）167日目

画面はパリージさんの演奏が流れるパリ風景

まずはモントーバンを練習。最初は難解だったサビとかBメロ部分（Trioと言うべきか）がだんだんと面白くなってきた。まだオタマジャクシを追ってるだけなのだけど、音にしてみるとこれはジャズだねと思う。最初のテーマ部はまさしくバルミュゼットと言えるのだけど後半はジャズだ。だからこれはジャズミュゼットと言っても良いのじゃないかと思う。現代のガリアーノに通じる流れだな。

それからIndifference。ふと思いついてYouTubeでお気に入りのパリージさんの演奏と合奏してみようとPC前にアコを持込み、さあ、いざ合奏だ！と張り切ったのはいいけれど。あれれれ、ピッチが違うぞ。

微妙に違うのならチューニングのせいかと思うのだけど、これはそんなもんじゃない。探ってみたらちょうど半音違う。しかしこれはボタンアコ。ピアノ鍵盤ならタイヘンな半音ずらしも簡単に出来るはず。

と半音上から鳴らし始めたが、これが実際にやってみるとタイヘンなのだ。運指上は同じことなのだけど、ボタンの白黒が視覚的に邪魔をして全然弾けない。いっそ目をつむればいいのだろうが、この曲はまだキーを見ないで弾けるようには至っていない。

そうか、だから白黒のパンダ模様になっていないオール無地というか一色だけのボタンアコがあるのだなと納得した。もしボクのも単一色のボタンキーだったらもう少しはマシに弾けただろうと思うもの。

しかし一方で、ひょっとしたらボクのアコはチューニングがエラく低いのかもしれないとちょっと心配になった。そこで別の人の演奏（トーガンジーレーコさん）を見つけ一緒に鳴らしたらほぼ同じ音程だったので安心した。

とは言ってもやっぱり演奏は置いていかれる一方だった。もっと滑らかに、もっと精進しなくては。

2012年10月12日（金）166日目

お気に入りのマテウスロゼが来た

今日は朝から扇風機を洗って片づけたりしていたら午前中のアコ練習時間がいつもより短くなってしまった。それでもどうにか1時間ちょっとは練習できたが、その内容はというと、

まずはIndiffference、今日は両手を合わせる練習もした。それからGermaine、モントーバン、最後にパリ空。

アコの背負いベルトを左右とも一穴ずつ短くした。今までは元々の長さより長くしていたのだけど、それを1つ分だけまた短くした。これで立って弾いた時に大きく蛇腹が開いても左手が狂うことが少しはマシになったような気がする。

2012年10月11日（木）165日目

空自T-４高等練習機

昨日は片っ端から譜面を広げて曲を弾いて遊んだので、今日は反対にメカニカルトレーニングから。以前やった７thスケールを三連符で下がりつつ、左手でブンチャッチャの伴奏を入れるというもの。ある程度のスピードと滑らかさで演奏できるまで12キーでこれを繰り返して練習した。

そうなると次も運指練習が良いかと思い、久しぶりにMetodo per Fisarmonicaを開いて1番から何度も繰り返しながら4番までをやった。ここで1時間経過。

ここから実際の楽曲練習で、まずはIndifference、それからパリ空、をやって最後にモントーバン。この曲のサビやTrio部分の器楽即興的なメロディも少しずつ理解できるようになってきた。といっても滑らかな演奏にはまだまだ程遠い。

今日は久しぶりに2時間超えのお稽古となった。

2012年10月10日（水）164日目

今日もパリ空から。右手、左手それぞれの練習はいいのだけど両手を合わそうとすると左手が譜面通りにできず自己流になりがち。といってあんまり左手に集中しているとメロディが崩れる。まだまだ左右個々の練習が足りない。

久しぶりにMusette-Melodienの譜面集を開いたので、そのまま１ページに載っているSous Les Ponts De Paris（パリの橋の下）を弾いてみた。左手もやってみる。ふ～ん。次。

Bourrasque（バーレスク）。これもメロディを弾いてみてから左手の練習もしてみた。譜面には要所要所で短いベースソロが書かれているので、なるべくこれを守ろうとすると左手の良い訓練になる。今日はD,B,Bb,Aという動きが新鮮だった。キーがDの曲でベースがD,Bと来ると、普通の運指では次の・Bb(3rd）に行く指が困ってしまう。しかしそこをどうにかするのが逆に面白かったりもする。

それから譜面集をたどってBrise Napolitaine（ナポリのそよ風）。これは確かかなり速い曲だと思うのだけど、途中まで譜面を見ながらたどたどしく弾いてみたが、あんまり面白く無かったので途中で止め。

次にページを繰って出てきたのがRetour Des Hirondelles（帰ってきたツバメ）、サビ前まで弾いてみたが、う～ん、これもあまり好きじゃないなあ、、とここらで弾き散らかすのを止めていつものIndifference、やっぱり良い曲だ。ついでにモントーバン、譜面通りに弾こうとすると左手が難しい。疲れてきたので今日はここまで。

2012年10月9日（火）163日目

On the bed （意味は無い）

バイトやライブや雑用などで忙しかった連休が終わり数日ぶりにアコのお稽古。先日からZさんより左手伴奏の件で叱咤激励を頂いており、時間のとれた今朝はまずはその特訓から始めた。

内容的には、G→G#dim→Am→D7 の4小節をリピートするというものだけど、こればっかり30分近くやっていると、それはもうスムーズに出来るような気がしてきたが、実際の楽曲中で同じようにうまくいくかどうかはワカラナイ。蛇腹を大きく開いた時や、立って演奏したりするとまだまだトチることが多いのだけど、一応どうにかなりそうな見込みが立った。

今日はこれをウォーミングアップにして、楽曲練習は久しぶりのパリ空。これも今まではコードネームだけを見て自己流の左手伴奏としていたが、今日は譜面が指定するようにトライしてみた。

E,em,em→A,am,am→G,em,em→F#,b7,b7 とか
B,b,b→A,b7,b7→G,em,em→F#,b7,b7 といったベースの滑らかな動きを取り入れたもの。

ここでいつものIndifference、内容はいつものように右手、左手それぞれの練習。

それからGermaine、これも同様に左右それぞれで練習。最後にPassionを弾いたが、今日はBメロでもあるTrio部分も弾いてみた。TrioとはValese-Musetteにつきもののメジャー転調部分のことだけど、今まではアラン・ミュジキーニさんのようにここをパスしていたのだけど、ちゃんと弾いてみた結果、まあそれなりに面白いのじゃないかと思うようになった。今度からはこの部分も含めたフルコーラスで練習することにしよう。

2012年10月6日（土）162日目

この組み合わせだと傷痍軍人を連想してしまう

1970年前後でも渋谷の駅前などにはまだ傷痍軍人が、いや正確に言うと傷痍軍人の格好をした偽者を見かけることがあった。今思うと何故彼らは判で押したようにアコーディオンだったのだろう？年末になると喇叭を吹く社会鍋が出たこととセットのような記憶になっている。

さて今日は、昨日時間切れになった3連符練習から。4本指のフレンチ奏法を守ろうとすると、特に薬指の特訓になることが分かった。これはまだ規則的な3連符だからその程度で済むが、実際の楽曲をフレンチスタイルで演奏しようとすると薬指や小指の出番が大幅に増えそうだ。

ウォーミングアップを済ませ、まずはモントーバン。慣れ親しんでいるAメロをもっと滑らかに、それから不慣れなサビやBメロを譜面を見つつ弾き慣れようとするが、どうもフレーズとしてのまとまりがない。譜面の音符を追っているだけなのでアーティキュレーションというものが不足しているからだ。

ここらでいつものIndifference。右手、左手それぞれの練習をする。今日は両手練習はしない

お次はGermaine。これも同様に、右手、左手それぞれの練習。この曲はまだサビ以降を覚えていないのでもっと習熟しなくてはいけない。

それからStyle Musette。これもまだAメロとサビだけでDメジャーに転調するBメロは全く弾いたことがない。先を急ぐより前半部分だけでも、もっと滑らかに演奏できるようになりたいから。これはまだ右手だけの練習。

最後にサティのJe Te Veux。シンプルだけどいい曲だなあ。練習というよりメロディを弾いて楽しんでしまった。