新旧のホーナー君たち
まだまだ超初心者の段階で早くも上級機に手を出していいものかどうか自分でもちょっとためらったのだけど、実際に楽器を鳴らしてみて、ものすごく納得。
確かに今まで使っていた愛称ノバちゃんは、小さくて綺麗で可愛くて愛着のわく楽器ではあった。けどそれは上級機を触ったことのない者から見た印象であって、こうして上級機を体験してみると、今までのノバちゃんが楽器としてはランク下のものだというのが良く分かる。
ベースボタンの数が違うのは当然としても、ベースボタンのフィーリングとか、右手側の5列となったボタンのタッチや押し下げた感じ、その動き、またベローズの容量など、いろいろ楽器として確実にランクアップしていることがすぐに感じ取られた。
特に5列となった右手ボタンは ボクみたいにスケール好きには大変面白い。スケールは基本的に3列あれば出来るので、これが5列あるということは1-3列、2-4列、3-5列と3通りの運指が可能になる。もちろんこれは素早いパッセージを可能にするためで、確かに速く弾くにはすごく楽だ。
右手ボタンの上下の移動量も少なくなって、これもレガートで演奏するには必須だと思う。それから今までのノバちゃんは伴奏側とメロディ側の音量差がちょっと大きくて、つまり伴奏がうるさいというか、メロディが小さいと言うかだったのだけど、その不満も無くなった。やっぱり楽器は良いものから始めるべきなのだね。もっともこんな風に、なにが良くてなにが良くないかを知る上では、最小最軽量のノバちゃんからCBAを始めたのは間違っていたとは言えないだろうけど。
というわけで35日目にしてボクの愛機はピコちゃんとなりました。機種名がHohner Piccolo だから。
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