ついでにこんなものも比べてみよう。左はPICCOLOのものでしっかりとした金属製のエンブレムになっているが、右のNOVAの方はプリントというかマークでしかない。NOVAシリーズにはこの48ベース以外にも72ベースと96ベースが出ているが、一番上のランクの96ベースの機種でもこういった部分は48ベースと同じ仕様になっている。
つまりHohnerでも現在のNOVAシリーズは全て中国での生産で、これよりランクの高い機種になって初めてドイツでの生産となっているようだ。ということは例え96ベースの機種でも、それがNOVAならボタンの取り付けは昨日書いたようなことになっているのだろうか。
実は中国はアコーディオン大国で、需要も多いがそれを国内で支えられるだけの供給もあるそうだ。ということは中国製のアコーディオンといっても、中身はピンからキリまであっても良さそうなものなのだけど、どうやらあまり良い評判は聞かない。
Hohner社によれば、NOVAシリーズはドイツの技術者が直接中国で指導にあたって、しかもリードなど重要部品はドイツ製のものを使っているというのだけど、それでも出来上がりには昨日書いたような違いが出てくる。
一度、中国在住のアコプレイヤーに意見を聞いてみたいものだ。「中国製品でも○○なんかはなかなかいいよ」とかいう情報はないものだろうか。
今日は基礎練習はほとんどせずに、曲の練習だけした。主にモントーバンとハリネズミ。
0 件のコメント:
コメントを投稿