2012年4月11日(水)33日目
今日の基礎練習はスケールと各キーでのダイアトニック・コードを分散和音で素早く鳴らすというのを取り入れてみた。こういうことをすると、CBAのボタン配置がいかに効率良く出来ているかがよく分かる。
しかしこの効率良く並んでいるというのは大きな落とし穴でもあって、それは指の形で覚えてしまうと、今鳴らしている分散和音の個々の音は何であるか?そもそも今やっているキーは何なのか?というのを深く考えずに出来てしまうことだ。
こういうのはサックスではあり得ないことなので、面白いと言えば面白いのだけど、コードの構成音を思い浮かべる前にその和音が鳴らせてしまえるというのはちょっと怖いことでもある。いや、違うな、情けないことでもある、にしよう。
このダイアトニック・コードの分散和音というのが基礎練習に関する新メニューで、後半は、とにかく右手メロディ、左手伴奏というボクの一番苦手な左右コンビネーションの練習をした。
これは教本の練習課題からではなくて、教本の後ろに載っている曲集の一番最初の一番簡単なやつ。タイトルは「メリーさんの羊」。使うコードはFとGだけ。これを八分音符でRベース、和音、5度ベース、和音、の順で鳴らす。つまりブンチャブンチャ、ブンチャブンチャ、と賑やかにやる。メロディはもちろんあの「メ~リさんのひつじぃ~、ひつじ~ひつじ~」である。
おフランスの香り高きミュゼットはお預けだな。ぶんちゃぶんちゃぶんちゃっちゃ!
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