グリルを開けてみたが綺麗なものだった
まずはスケール練習。やっぱりアコは、フランスの音楽は、3が基本だと思う。つまり3拍子だし3連符なわけだ。これはジャズの4が基本なのに対して特にそう思うというハナシ。なのでスケールも3連符で弾く。3連符と8分音符では運指に違いが出るのだけど、ボタンアコの場合はその違いがピアノアコよりも大きいように感じる。
例によって1列目からと2列目からのと3列目からの3パターンを滑らかになるまで何度も練習する。この3パターン以外は始まる場所をズラすだけなので、運指練習はこれだけでOK。
それから今日はFisarmonicaの1番2番3番を、これもただ弾くだけではなくて滑らかに弾けるまで何度か繰り返して練習した。
昨日はお楽しみコーナー特集?で、曲のメロディを弾いて遊んだので今日はどれかに集中して練習しようと考え、どれにしよ?やっぱりIndifferenceだよね、ということでこれのメロディを繰り返して練習した。
両手を合わせるのはとても下手なのだけど、そろそろこの曲を伴奏入りでの練習もしたいのでテンポを落として左右を合わせる練習もした。この曲は前半のマイナーキーのパートはコードも簡単なのだけど、メジャーに転調してからの動きは初心者にとって結構難しい。G→B7の4つ飛びならまだしもG→F#7の5つ飛びなんかインテンポで間違わずに押さえるのにはもっと慣れないといけない。
それからこの曲は最後のほうでAm→C#dim→G、という進行が出てくるのだけど、残念ながらボクのPiccoloにはC#キーが無い。一番下のDbに行けばあるにはあるが、いくらなんでも一瞬にして反対側の端っこのボタンを使うなんて出来ない。なのでC#dimの代理コードとしてC7で代用することにしていた。
話変わって昨日書いたガリアーノの譜面集。Spleenなんて曲はシンプルなメロディなのだけど、伴奏のコードのほうは相当凝っていて、これはもうまさしくジャズだ。しかしそんな凝ったコードをアコの左手でどうするのかと、今日ちょっとだけやってみた。
コード進行
Am7→Am6/E→Dm7→Dm7/A→Bm7b5→E7
これをアコの左手で表現するには、
A+c→E+a dim→ D+f→ A+f → B+dm→ E+e7
この左手ボタンの構成音は
ACEG→EACEb→ DFAC→ AFAC→ BDFAb→ EG#BD
本来の指定コード構成音は
ACEG→ EACF#→ DFAC → ACDF→ BDFA→ EG#BD
ふ~ん、そっかぁ、こういう考え方でいいのか。じゃあC#dimはC#+e dimにすればいいのだな。このC#ベース音もAのカウンターベースで鳴らせばいいのだ。
しかしこうやって考え始めるとフリーベースじゃなくてもいろいろ出来るのだなあ。ストラデラベースってすごいなあ。
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