2012年6月15日(金)88日目
今日もFisarmonicaから始めた。17番のEbメジャーなのだけど、途中で運指番号が怪しい箇所がある。もっと推理すると、問題なのは指番号ではなくて音符のほうだと思える。
キーがEbなので基本的にbが3つあるわけだけど、例えば「ここはEbではなくてナチュラル記号が入ったEなのじゃ?」というような疑いだ。しかしなにぶんこの本自体がメソッドなので敢えてそれを指示している可能性もある。
そのためには前後のメロディやコード進行の妥当性も考えながら判定する必要がある。けれど楽器を抱えて練習気分でそれをするには荷が重い。そうこうするうちにすっかり気分が萎えてしまった。
そこでこれならかなりスイスイと弾けるようになっている練習曲1番を弾いて、沈みかけた気分を持ち上げた。
昔、ジョージ・ベンソンが来日した際に、若きギタリストたちへ何かアドバイスをと請われ「すでに出来るようになっている練習をいつまでもやっていてはいけない。出来ないことこそ練習すべきだ。」と答えた。まさしくその通りなのだけど、出来るようになっている練習を取り上げて練習するのも今日のような場合には大きな効用がある。
というわけでスラスラ弾けた1番の後は練習曲を止めて、Indifferenceの曲を練習した。練習というか、何度もメロディを弾いて気分良く浸った。まあでもこれも練習にはなるだろう。
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