押入れに向かってブンチャッチャ
小雨パラつく月曜日。まずはIndifferenceから。最初は座って弾く。次に立って弾く。それから歩きながら弾こうとするがこれが難しい。そこであたかも観客がいるかのつもりで前を向いて気分を出して弾いてみると、、、これがなかなか難しい。いっそ目を瞑って弾いたほうがまだ集中できる。それくらい正面を見ながら弾くのは難しい、、というか意識を集中させにくい。
そこで本日はこの特訓とばかりに扉を開けた押入れに向かって「ボンジュール皆さん、コンニチワ」の気分で弾く。これ自体は気持ちがいいのだけど、やっぱりまだ全く盤面を見ないとトチることが多い。見ると言ってもチラっとチェックするということでいいのだけど、もし正面や前方のいるであろうお客さんの顔を見ていれば、この<盤面チラっとチェック>が出来ないので下手さ加減が浮き彫りになってしまう。
なに、要するにまだ慣れが足りないということに尽きるのだ。しかし前方の観客を意識しながら演奏することは俄然エンターテインする要素が出てきて、これぞ目指す音楽ではないかという楽しさがある。
後半はパリ空。これも同様にやってみる。すると例の第二難所がまたまた難所となって現れてくるのだった。つまり立奏における蛇腹の開閉テクといった問題かな。とにかく座って下を向いたり譜面を見ながらだったりする演奏と、立って観客を見ながらスインギーに体を揺らしながら弾く演奏とでは次元が違うような感すらする。目指せ立奏、目指せ揺奏、だな。
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