今日はFrench Touchから。多くのミュゼット曲では八分音符が連なっていても、その内容的には冗長なことが多いのだが、ガリアーノのそれはジャズ的というかモダンな音列だったりするので、それをトレースするように運指の練習をするのも面白い。確かにフレンチバップだ。今の曲に飽きたら次は Fou Rire にでも挑戦しようか。参考Youtubeはここ→http://youtu.be/Pm1vfZipLLU それからいつものようにIndifferenceを練習。右手、左手それぞれを繰り返して練習した。サビの後半で右手が和音で動くところがインテンポをキープできないでいつも遅れてしまう。あと50回くらい弾けばなんとかなるだろう。 それからGermaine。これも同様に、右手、左手と分けて練習しているが最後のセクションの左手伴奏パターンを考えておかないといけない。それからPiccoloにはキー列の無いC#dimだけど、AのカウンターベースのC#とE列のdimボタンで行く事にした。これだとコードボタンを押さえるのが左手親指になってしまうのだけど、まあたぶんこういうのでもOKだろう。 ここらで左手のB.S.の特訓でもしようかという気になって、手近にあったスタンダード曲集を開いて Dream を弾いてみた。白丸の多い譜面なのであんまり面白くない。じゃあというのでLaura、これは難しかった。途中でリタイヤ。 It's Only a Paper Moon はどうだろうかとやってみた。しかしオクターブ上がるというのは無理な相談でもあったけど、これはどうにか最後まで弾けたしそれなりに面白かった。こうやって左手のベースで遊んでいればきっと役に立つ日が来ると信じている。 最後に久しぶりにパリ空。今まではコードネームだけを見ていたのだけど、今日はちゃんと書いてある左手の指示を守って弾いてみた。といっても左手だけの演奏。例えば(ベース-コード)B-b、A-b7、G-em、F#-b7といったようなベースの下降とかね。こういう細かいところが洒落ていたりするから大事にしなくては。 てなことで今日は2時間ほど練習した。
2012年9月19日水曜日
2012年9月19日(水)153日目
キーボード
今日は午前中時間がなかったので珍しく午後からお稽古。といっても譜面を開いてあれこれ弾いてみるだけ。 まずは暗譜しているIndifference。ひとしきりやってから譜面を開いて1ページ目のStyle Musette。右手のメロディ、左手のブンチャッチャ、をそれぞれ練習。次は2ページ目のGermaine。これも同様に練習。次のページはindifferenceなので、これは最初に弾いたから飛ばして、その次。 Passion。これも右手、左手をそれぞれ練習するがまだ両手では弾かない(弾けない)。最後にサンジャンの恋人(Mon Amant De Saint-Jean)。これはまず右手のメロディ練習をしてから左手の伴奏も合わせた両手練習。伴奏はシンプルで簡単なはずだが、後半のDmからBbに移動するところが難しい。D→G→C→F→Bbと4列飛ばしだものなあ。 とこれだけで90分経過したので本日は終了。
Je Te Veux はシンプルなメロディなのでA,Bパートのメロディだけなら簡単に弾ける。そこで今日はこの部分を左手のベースソロで弾いてみた。AメロはキーがCだし、BメロのキーもGなのでB.S.でも割りと簡単に弾ける。 と思って調子に乗って弾いていたら、いつのまにかキーがずれていた。これがボタンアコならではのカポタスト落とし穴だ。一段(5度)ずれていてもしばらくは気が付かない。CとかEのマークのあるボタンになってやっとずれていたことに気が付く。(しかしよく考えてみれば、これは左手のベースボタンのハナシだから、ボタンアコもピアノアコも同じ条件なのでした。) さてお次はいつものようにIndifference、内容はいつも通り、右手、両手、左手とやったが、とにかく右手だけでもいいから流れるようなレガートで弾けるようになりたいものだ。練習回数を積み重ねれば少しでもそこに近づくと信じて弾く。 それから今日はGermaine。これをとにかく右手のメロディ練習。それから左手のブンチャッチャ練習。しかしこの曲も前半のEm部分はいいとしてGに転調した後半部分の伴奏はちょっと考えないといけない。 最後にStyle Musette。これはとにかくまずメロディを覚えるために最初の32小節だけを繰り返して弾く。いかにもMusetteという気分が楽しい。
2012年9月10日月曜日
2012年9月10日(月)147日目
Je Te Veux
昨夜、Novaを使って小さい音で弾いてみた
Je Te Veuxが気に入って、今日はそれをちゃんとやってみようと譜面を印刷した。昨夜は譜面をPCの画面に表示させて、それを見ながら弾いていたのだけど、今日はPiccoloで本気出してみようというわけだ。 でもまずその前にウォーミングアップがてらのIndifference。いつものように右手、両手、左手と特訓を繰り返す。これをやると自動的に気分がFrench Touchへと繋がるので素直に従ってみる。相変わらずサビ全体がしっくりと飲み込めていない。後半の8小節はいいのだけどサビ前半の8小節が体得出来ていない。 さてここまでやったので早速譜面を見ながら
Je Te Veuxを弾いてみた。譜面は2種類あって、ひとつは普通のピアノ二段譜、もう一つは歌の伴奏譜になっている。後者のほうがメロディが分かりやすいのは勿論だが、歌伴譜面はAメロ、Bメロだけで終わるようになっていた。本来の譜面はこのあとキーがFに転調するCメロと、Bbに転調するDメロまであるのだけど、これもアコ演奏で取り入れようとするとピアノ用の二段譜面からメロディを抜き出さないといけないのがちょっと面倒だ。 それはいずれやってみたいと思うのだけど、ふと思ったのはサティのこの名曲はバンバン鳴らすよりNovaみたいな小さくてちょっと頼りない楽器のほうが向いてる気がした。特にAメロ、Bメロまでならね。